ちえりちゃんは大人だなあ

ちえりちゃんは大人だなあ、

ただひたすらに、そう思った。

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 まず初めに私の立ち位置だが、端的に言えばVtuberグループ「アイドル部」のオタクであり(こんな文章を書いているくらいなので当然だが)、中でもメンバーの夜桜たまさんが一推しのオタクである。とはいえ熱心にすべての配信を追っているわけでもなければコメント欄にコメントを残すという自己主張もしたことがない、在宅オタクの中でも最弱レベルのオタクである。

そんな最弱オタクとはいえ、私もひとりの夜桜たまさんのオタクなので、今日の緊急配信には心を痛めた。

ただ、それよりも心苦しかったのは、夜桜たまさんのリプライチェーンにぶら下がる、運営に対する悪意を持ったコメント群だった。

夜桜たまさんが配信で語っていた悔しさ、憤りは本心からのものだと思うし、そう思う気持ちも最もだと思う。

そして、進捗状況が思わしくないのに随時報告をしてこなかったスタッフさんには一定の責任があると思う(少なくともこの点に関しては社会人としては言い逃れのできないミスだと思う)。

しかし、だからといって運営を悪、夜桜たまを正義と安易に対立させてしまってよいのだろうか。*1

そんなモヤモヤ感を抱いていたところに、花京院ちえりさんの配信があった。

その配信では、私が言いたいことがすべて詰まっていた。

「たまちゃんの悔しさは分かるし、たまちゃんは悪くない」「でもスタッフさんも悪意でそうしたわけではない」「これからお互いに話し合っていくことが大切」

そして、「明日は*2、今週末は、その瞬間を全力で楽しもう」と。

実際の配信中は、言葉を選んだり言葉に詰まったりと普段の花京院ちえりさんの配信と比較すれば拙いものだったけれど*3、それでも自分の言葉で、まっすぐに自分の意見を表明する姿には心を打たれた。*4

そして、「ちえりちゃんは大人だなあ」と思ったのだった。

……自分、従業員になってもいいですか?

■余談

ちなみにTwitterで書くとエゴサお姉さんに見つかりそうなのでゴミ捨て場である私のブログにつらつらと書いたのだった。

ゴミはゴミ箱に。ゴミ箱はちえりーらんどへ。

*1:……と書いてしまうと夜桜たまさんを責めているように聞こえてしまうので弁明しておくと、私はそれでも夜桜たまさんの意見は尊重しているし、一ファンとして我々のことを尊重してくれたという事実は非常に嬉しい。また、普段は冷静で論理的なたまちゃんも時に感情が暴走してしまうことがあって(多くの場合は大舞台での嬉し泣きである)、今日の配信もその1日だったのだろうと思っている。それが長所でもあり短所でもあると本人も分かっているだろうし、今頃自分の感情を無責任に吐き出してしまったことに対して自己嫌悪に陥っているかもしれないが、それでも私は夜桜たまという人間が大好きである。

*2:まあ明日も普通に出勤日なのですが……

*3:……と知ったような風に書いているが、実は花京院ちえりさんの配信は両手で数えるほどしか見たことがない(減給案件)

*4:ちなみに最後に触れた馬Pに対する意見についても、私は花京院ちえりさんと同意見である。